ジェンダーイコールは、
SDGs目標5.「ジェンダー平等を実現しよう」に
積極的に取り組んでいます。

私たちは、ジェンダーに関係なく自分の力を発揮できる社会を創ることで、日本がより豊かになると確信しています。
私たちは日本においてこの目標に真摯に取り組むため、より具体的な目標への落とし込みを実施し「日本バージョン」を策定しました。

NPO法人ジェンダーイコールが考えるSDG’s 5 <日本における目標>
SDG’s 目標5「ジェンダー平等を実現しよう」

「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」がSDG’sの全世界で進める目標です。
では、日本ではこのジェンダー平等に対しどのような取組みが必要でしょうか。

以下は<NPO法人ジェンダーイコール>が考える、日本における目標と6つのターゲットと推進内容です。

*原文の訳はこちら

はじめに

ジェンダー平等とは、性別を問わず、誰もが同じ権利と機会を持ち、社会的保障を受けること。男性と女性は同一という事ではない。

目標

2025年までにジェンダーギャップ指数100以内を目指す。

6つのターゲット

1、あらゆる場所、形態による性別の差別を撤廃する。

  • 日常用語に潜む、ジェンダーバイアスのかかった言葉の特定、明確化。またそれらに変わる新しい用語の開発、提案。
  • 影響力のあるメディア(広告、街角のポスターやチラシ、アニメ等)や教材(教科書、絵本等)に対して、ジェンダー不平等の強いものへの改善の提案。

2、公共のサービス、インフラ、および社会保障政策の提供、ならびに世帯・家族内における役割分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働の認識・評価・再分担をする。

  • 育児、家事労働の見える化と適正状態化への支援、及び実態調査。
  • 企業や団体における育児休業の取得に際する性別均等化の推進。
  • ジェンダー不平等への対応における相談窓口の設置、相談を受ける体制構築の支援。

3、政治、経済、教育、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、性別を問わない参加および性別平等なリーダーシップの機会を確保する。

  • 企業、団体のTOP、および管理職の性別均等化の推進、ならびにクオータ制導入の推進。
  • 入学や入社などエントリー段階での性差別撤廃。
  • 出産や育児、介護がキャリア形成に及ぼす影響を最小限に抑えるための支援。マミートラックの是正や、性別を問わない育児休暇の積極的な取得支援など。

4、ジェンダー平等の促進のための適正な政策および拘束力のある法規の導入・内容の適正化、推進の強化。

  • 選択的夫婦別姓制度の導入推進。
  • 男女雇用機会均等法や女性活躍推進法などのジェンダー平等に関連性があると判断できる現行法規の実態把握と必要に応じた推進内容の改善提案・改善支援。

5、人身売買や性的搾取など、すべての女性および女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。

  • 性と生殖に関する生命への危険回避および権利への普遍的アクセス。
  • 女性が選べる避妊方法の種類を増やす推進。
  • 自分を含むすべての人を尊重することを基本とした、より実効的な性教育の推進。
  • 痴漢やレイプ等あらゆる性犯罪の撲滅を目的とした活動、および性犯罪やセクハラに対して、社会、個人がNOと言える風土の醸成。

6、グローバルを前提とした次世代教育の実行。

  • ジェンダー平等の考え方の啓発、教育支援、ならびにジェンダー不均衡の思想の断絶。
  • 性別を問わないキャリア教育、エンパワーメント教育の推進。
  • 義務教育でのジェンダー平等教育の必須化。
  • 子どもに対するジェンダー平等の教育、及び教育支援。

企業・団体向け研修

上記の目標に取り組むべく、企業向け研修やセミナーの依頼を受け付けております。
ご興味のある企業様は下記をご覧ください。

①人材の能力フル活用
・思い込みが損をしている→性別にとらわれない能力開発、能力活用
・必要なこと→ジェンダー研修からのマネジメント研修、コンプラ研修とサポートセッション
②育児中人材のキャリアマップの再構築
・パートナーと合わせた家事育児教育→(社外だとしても)パートナーも対象としたジェンダー家事育児研修とサポートセッション
③採用力アップ
・活躍人材の幅がひろがれば、それだけ採用の母集団形成もチャンスがひろがり、より効率的な採用活動が実現する→これまでとは違う採用ターゲット設定、採用メッセージ構築、説明会支援、面談研修

◎SDGs目標5.「ジェンダー平等の実現」に向け、共に取り組む企業・団体を募集しています。