プロダクツ紹介
2021.06.15
ジェンダーイコールでは東京都北区のご協力を賜り、「令和元年度北区地域づくり応援団事業」の1つとして、ジェンダーイコールハンドブックを作成しました。
副理事長 篠原くるみがデザインから構成まで全てを監修した魂心の力作です。
理事の大井由美も製作に関わってくれました。イラストは彼女のお手製です。
才能あるメンバーに囲まれて、本当に心強い限りです。
目次はこのようになっています。
「ジェンダーバイアス」とは、男は仕事、女は家庭といった固定観念に代表するような、男女の役割のイメージによる偏見を指します。
2015年9月の国連サミットで採択された国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた、持続可能な目標である「SDGs」。
17ある目標の1つに「ジェンダー平等」があります。
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図るという目標です。
2021年3月に、世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数2020が発表されました。
ジェンダー・ギャップ指数とは、世界の各国の男女間の不均衡を示す指標です。
日本は156カ国中120位でした。先進国としては、最下位をずっと更新し続けています。
ここ最近、東京ではあらゆるところで「SDGs」のワードやポスターを目にします。
国を挙げて、SDGsに取り組んでいるにも関わらず、目標の1つである「ジェンダー平等」は全く実現できていません。
それどころか、ジェンダー・ギャップ指数により、国際社会から日本はジェンダー不平等の国であるとレッテルを貼られているのが現状です。
日本のジェンダーギャップがこれほどまでに順位が低い要因の1つとして、間違いなくジェンダーバイアスが挙げられます。
では、我々はいつ、どこで、どのように、ジェンダーバイアスが刷り込まれているのでしょうか?
当ハンドブックは、この点について、わかりやすく解説しています。