プロダクツ紹介
2021.06.15
このツールは、各家庭におけるよりよい家庭運営に向けて、
まずは家庭内タスクの存在と所在の「いま」を明確にし、
これから先、どのような分担をすればよいのかを考えるためのきっかけを提供します。
ハッピーシェアボードの心得
まず、このツールを実践する目的は 家庭を今よりもよくするため だという共通認識を持ちましょう。
ボードを作っている最中は、相手を責めるような発言は極力控えましょう。
逆に、感謝の言葉はどんどん伝えてください!
人数は基本的に2名。
プレーヤーA、プレーヤーBと呼びます。夫婦ではなくても、家庭内タスクを分けあっている人なら誰でもOKです!
例えば、
などなど、使い方は自由!さらに自由度を上げると、
なんて使い方も面白そうです。
1. ボードに向かい合って対面で座ります。
2. 声を揃えて宣誓文を読み上げます。必ず一緒に口に出して読み上げることがポイント!これからボードを作り上げることに対する一体感を生みます。
3. シールを手に取り、読み上げながら同じペースでボードに貼っていきます。シールは同じもの2枚で1セット。週に何回シールに書かれた家事をやっていますか?週一回に満たないけどやっているというタスクは名もなき家事の欄へ!あまり深ーく考えずにサクサク貼っていくのがポイントです。
4. シールを貼り終わったら、完成品を見て、最適化(配置換えや廃止の検討)ができそうなタスクについて協議しましょう。
5. シェアボードを実践した感想や、相手のプレーヤーに対して伝えたいことを自由に記入します。
6. 握手&礼で終了!
プロジェクトをスタートしてから、本当にたくさんの方にご意見やアドバイスをいただいています。本当にありがとうございます!
その中から、ご質問やご意見の多かったものについてお答えしたいと思います。
— やるの大変そう。どのくらい時間がかかるの?
モニター実施の結果、ハッピーシェアボード スタンダード版を完成させるまでにかかった時間は30分程度でした。人によって多少前後はあると思いますが、1時間以内で完成させられると思います。
— やってみたいけど、相手が乗ってくるかな?どうやってパートナーにもちかければいい?
まずは、目的と所要時間を話すといいかもしれません。
一緒に暮らしている相手となると、どうしても言い方が雑になったりキツくなったりしがちですよね。
おススメは、相手をお世話になっている同僚や先輩、もしくは仲良しの友達だと思って話してみること。
また、上司に企画の提案をする場面を演じてみるのもいいかもしれません。
とにかく感情的にならず、冷静に提案してみることがポイントです!
— うちはほとんど一人でやっているんだけど。。
日々の家庭運営お疲れ様です!
お子さんがいらっしゃれば、お子さんと実施してみるのも楽しいかなと思います。
そして、一人で家庭を回すことにモヤモヤ。。でもどうしようもない!という方は、一人でボードを完成させてみて、こんなにやってるー!と自己満モードに浸ってみるのよし、恨みをボードにぶつけてスッキリするもよし、自由なやり方で取り組んでいただければいいなと思います。
— ケンカになりそう。。
それは、、とってもわかります!(笑)
家事分担を可視化するというと、なんだか触れてはいけないタブーに踏み込むみたいな雰囲気ありますよね。。
特にあまり家のことに関われていない方は、「なんだか責められそうだし…」と拒否反応を示してしまうのもまたわかります。
でも、ケンカになるかもしれないからといってずっと今のままでいいのでしょうか?
我慢して頑張ればいつか大変な時期は終わるかもしれない。けれど毎日過ぎている時間はもう帰ってこないのです。それどころか、これから先ずっと偏った分担のまま、それが当たり前になってしまうかもしれません。
ハッピーシェアボードには、諍いを起こさないためのちょっとした仕掛けをいくつも取り入れています。ちょっとオセロやる?くらいの気持ちで、晩酌でもしながら気軽に取り組んでもらいたいなと思っています。
お子さんやご友人などの第三者に立ち会ってもらうのもとてもおススメです。見られることによって冷静になれますし、レフェリー的な役割を担ってもらうことでスムーズに進行できます。
どうしても立ち会ってくれる人がいない!という方は、わたしたちジェンダーイコールのメンバーが立ち会います!!遠方の方はSkypeで^^
わたしたちもいま手探り状態でこのハッピーシェアボードを開発している最中です。
モニターとして何組かの方々に実践していただきましたが、みなさん「気付きがあった」「やってよかった」とおっしゃってくださいました。
ハッピーシェアボードはみなさんからのご意見やアドバイスをもとに、これからもっともっと進化していきます!!