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品川女子学院の校内イベントに参加しました!【後編】


こんにちは!ジェンダーイコール篠原です。
先日公開した品川女子学院の生徒さんとお話ししてきました!、いろんな方から読んだよ、と言っていただきとても反響が大きかった記事です。
実は、彼女たちとはその後も何度かお会いしていて、お付き合いが続いています。
先日、学校にて生徒さん主催の保護者様向けのイベントが開催され、ゲストスピーカーとして登壇させていただきましたので、その時の様子をお伝えします!
前編はコチラ

トークオーバーシートワークショップ

わたしもやってみました。生徒さんたちの開発した、家事分担の可視化ツール・トークオーバーシート。
縦軸に「労力」、横軸に「頻度」を取り、家事タスクのシールを貼っていきます。
このツールの最大のポイントは、「労力」の軸があることだと思います。あえて定性的・主観的な指標を入れることで、それぞれのプレイヤーの意識を可視化することができます。

(↑わたしがブルー、夫がオレンジです)
うちはそれこそ幾度となく超醜い泥試合を繰り広げ、家事育児の均等配置を目指して何年も何年も調整してきましたので、、
「重いけど頻度の低い家事(=半年や年一レベル)」と「高頻度で負荷の低い家事(=ルーティン化されている家事)」が多く、比較的最適化されているのではないかと思いました!
あとは、自分は重いと感じていた子どもとのお風呂に対して、夫は楽しんでいるからそんなに大変だと思っていなかったなど、同じタスクに対しても認識の違いがけっこうあることがわかりました。

そして、今回初めて気付いたのが、お互いに高負荷と感じていて、かつ頻度も高い「ラスボス家事」が存在すること。それが「洗濯物畳み」と「食器洗い」です!
これ、洗濯乾燥機・食洗機という現代の利器を投入しフル稼働しているにもかかわらず、なお倒せていないんです、、また、料理や掃除などと違って、比較的家族の人数と仕事量が比例しやすい家事でもありますね(うちは人数が多いうえに保育園児が2名いるため着替えも多い)。

、、、と、これまで散々家事分担と省力化に対して検討してきたわたしでも大きな発見をすることができました。
この後、洗濯物畳みは子どもでもできるだろうということで、テレビでも見ながら畳んでもらうようにしたんです。自分のぶんだけでいいんです。ただ、タンスにしまう所(超重要!いいとこ取りは家事ではない!)まで。
週末山のように溜まっていた洗濯物が、嘘のようにというと嘘ですけど(笑)、今までよりははるかに楽に片付くようになりました。

参加者の方は…

さて、ご両親で参加されている方、お子さんといらしている方、単独の方。それぞれトークオーバーシートを実践し、その後近くの席の方とディスカッションする流れでワークショップが行われました。

実践後の参加者の方々の声を紹介させていただきます。
シートについての感想やアドバイス、ディスカッションの内容、ご家庭のルールやそれぞれの想いなどについて自由にお話しいただきました。

「うちは家事はポイント制にしてあり、都度話し合いと修正をしている。」
「子供が大きくなるにつれて総量が減っているなと実感した。」
「タスクに対して感じる重みが家庭によって違うと思った。」

まずは人間同士が一緒に住むという前提ですよね。男女ともに意識を持てるようになるとよい。」
「このような試みが男性の目に触れるように。男子校などでやるとよいのでは。」
「子供のぶんのシールも貼りたい!お母さんがなんでもやってあげないことが大切。

「棚卸しをした感じ。見えなかった仕事が見えてきた。」
「家事をする時間にいないからと諦めていたけど、例えば作り置きなど、いなくても工夫すればできることもあると感じた。」

最後に、あるお父さんから、
「リストにオムツ替えとあったが、今となってはなくなってしまって、懐かしい。あの時やっておいてよかったなと思った」というお話しが出て、参加者の方々から「泣ける!!!」と喝采が。

中高生の保護者の方々ということで、自分よりも親歴が少し長い方々ならではのご意見を聞くことができてとても勉強になりました!
何より大切なのは、分担の結果よりも、大人がこうやって正面から課題に向き合うこと、そして、その姿を子どもたちに見せることなのかもしれません。
それが、負のループを次世代に受け継がせないことにつながると思うのです。

その後

彼女たちのプロジェクトは、校外のコンテストである賞を受賞し、今夏また海外で発表する機会をゲットしたんです!

プロジェクトの進め方やプレゼンの組み立て方は、もちろん先生方のご指導もあってのことですが、今すぐに社会に出ても問題ない(むしろプレゼン上手だね〜とか上司から言われる)レベルなんです。
ただ、これはわたしたちジェンダーイコールの活動でも日々感じることでもありますが、課題設定的には世の中みんなに理解してもらえるものではなく、さらに、たくさんの人に納得してもらえるソリューションを提供することが難しい課題ではあると思います。

しかし、一方で、こうやって各所で彼女たちのプロジェクトが目に見える形で評価されていることは、ジェンダーギャップが大きな社会問題であると多くの人が認めはじめていることの大きな証拠であるとも思うのです。
次々とステップアップして、問題提起の場をどんどん広げていってくれる姿は本当に頼もしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

担当の先生が、今回の発表の場で「若い人が問題を発信することが社会を変えるきっかけになる」とおっしゃっていて、本当にその通りだと思いました。
四月からは受験生になるとのことですが、彼女たちならどの学校に行っても、その先どんな世界に出ても、信頼できる仲間を見つけて力強くやっていけることでしょう。ぜひ、これからもパワフルに前進していってほしいなと思います!

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