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「奥さん」以外の呼び方を考えませんか?


こんにちは。ジェンダーイコールの田渕恵梨子です。

「奥さん」
みなさんは普段、この呼び方に対してどう思われていますか?

以前、当サイトの第8回座談会「配偶者のことをなんて呼ぶ?」では、主に男性配偶者に対する呼び方について取り上げました。
今回は女性配偶者に対する呼び方について考えてみたいと思います。

「奥さん」の由来

奥さんという呼び方は語源由来辞典によるとこのように説明されています。

奥様の「奥」は、入り口から離れた場所が原義で、その意味から、奥にある建物や部屋をさすようになり、そこに住む住人も意味するようになった。
「大奥」という言葉もあるように、奥に住むのは女性で、もとは公家や大名などの妻の敬称として使われ、身分の高い人の妻をいった。
のちに、武家や富商でも使われるようになり、一般にも広く用いられるようになった。 「奥方」も同じく、奥の方に住む人の意味からである。

また、日本語〜気になるあの語源では、このように説明されています。

ちなみに、「夫人」「奥さん」も高貴な身分な女性を指す言葉が由来。
夫人は天皇の御妻(みめ)の1つ。皇后、妃に次ぐ第3の地位の女性で、それが後に貴族の妻、さらに現在では他人の奥さんに対する敬称として使われています。

「高貴な身分の女性を指す」と言われても、違和感満載です。
日本の歴史では、北条政子や江戸時代の大奥など、一部の女性は権力を持っていたかもしれませんが、基本的に政治の表舞台に立つのは男性だったと思います。(現代の日本でもそうですが・・・)
権力のある血縁者や男性配偶者がいて初めて女性が「高貴な身分」を勝ち取れる時代。
性別役割が当たり前に根付いている社会から生まれた言葉だと思っています。

「奥さん」への抵抗感

私は普段から「奥さん」と呼ばれることにものすごく抵抗があります。
奥になんていません。日々社会の第一線に立っている意識で仕事に取り組んでいます。
そして世の女性にはどんどん社会で男性と対等に活躍してほしいと願っています。
「奥さん」という言葉は、「男性と対等に」という思いを邪魔してしまう気がするんです。
その言葉を使い続けることで、知らず知らずのうちに言葉に甘えてしまい、時には都合よく逃げてしまうように思います。
「私は奥さんだし。」とか「本来は主人がやることだし。」とか。。。
逆に主人と呼ばれる男性側からすると「自分は主人なんだからがんばらなきゃ。」等、無意識のうちにその言葉の呪縛に囚われて自分を追い詰めてしまう可能性もあります。

「奥さん」以外の呼び方が無いことに気づいた

という訳で、「奥さん」という言葉に差別意識を感じるので、できる限り使用を避けたいと思っています。
ですが、、、他に呼び方が無いんです(泣)
例えば、仕事でクライアントの家族構成をヒアリングする機会がたまにあるのですが、相手が既婚男性の場合、「奥様は・・・」という言葉は避けて通れません。
「配偶者様はどんなお仕事をされていらっしゃいますか?」とか言っても絶対「はぁ?」って思われますよね(汗)
で、結局使ってしまうんです。「奥さん」、「奥様」を。。。
使いたくない私にとっては言葉の拷問です。
女性配偶者の呼び方で誰にでも伝わる言葉ってこれ以外に無いですよね?

この呼び方を変えていきたい

「奥さん(奥様)」と「ご主人」。
この呼び方、そろそろなんとかしませんか?
我々は新しい時代に生きています。もうこの言葉達は明らかに古い。時代に合っていない。
将来、今の子ども達にも同じ疑問を持たせるなんてゾッとします。
私たちの世代のうちに「奥さん」や「主人」の言葉を一掃して、時代に合う言葉を浸透させたい。
一番の問題は、今の日本に代替用語が無いこと。
撤廃以前に、回避できる言葉を作って浸透させることが先決だと思っています。
みんなで代替用語案を考えてみませんか?
もし良い案があれば、ぜひこちらのコメントに投稿してください。
私たちジェンダーイコールのメンバーでも案を出し合っていきたいと思います!

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