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おときた駿さん・三次ゆりかさんがハッピーシェアボード体験!〜後編〜

おときた駿、三次ゆりか夫妻のハッピーシェアボード結果!
えりこ
こんにちは!ジェンダーイコール代表理事の田渕恵梨子です。都議会議員のおときた駿さん&江東区議会議員三次ゆりかさんご夫妻による家事育児分担可視化ツール「ハッピーシェアボード」体験。前半と後半に分けてお届けしています。当記事は後半。どうぞお楽しみください!
 
*前半をご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

 

オススメの「時短ハック」があれば教えてください。

ハッピーシェアボードにシールを貼るお二人!
ゆりか
やっぱ家事の外注かなー。
駿
月に1回2時間でも来てもらえることでかなり精神が安定するよね。
ゆりか
あれはもう本当に素晴らしい。ストレスフリーになったよね。
駿
多少部屋が汚くても月末に1回リセットされると思うとストレスが溜まらない。それがないと、パートナーに対して「なんでやらないだろう」とか「ダンボール溜まってる」とかついつい思ってしまうけど、来週とか再来週に来てもらえると思うと、「まあいっかーあと1週間待てば」とか思えるようになる。
駿
月末に1回でも良いからリセットボタンを作っておくことは大事。
くるみ
第三者をどこかに入れるっていうのは大事ですよね。
駿
あと、食洗機は絶対に合った方が良いですね。
くるみ
こないだうちの食洗機が故障して3週間位使えなかった時はすごいストレスでした。故障の原因は食洗機内の汚れだったんだけど、本来は月1回位で食洗機用の洗剤を入れて空回ししないといけなったらしい(笑)
ゆりか
手洗いだと手がカピカピになるしねー。
くるみ
あと、食洗機から食器を出す作業も面倒くさいですよね。
ゆりか
そのまま使っちゃえば良いんですよ(笑)
くるみ
あ、そっか(笑)
駿
食洗機から取って使って、その夜残ったやつだけを戻すとかね。
えりこ
うちもそうしてます(笑)

 

洗濯物の取り込みについて

ゆりか
1つ思い出したんだけど、洗濯物を取り込みながらカゴに入れる時に、下着はこっち(身振りで説明)に置いておいてほしい。
駿
あ、それね。仰るとおり。自分のは入れてる(笑)
ゆりか
!?
駿
だって入れる場所よくわかんないから・・・
ゆりか
となりとなり笑笑笑
ゆりか
取り込んだついでに娘のはここ、タオルはここみたいな感じでさ。まとめて入れられちゃうと、またそこから引っ張り出さないといけなくなっちゃう。。。
駿
その作業好きなのかと思ってさ(笑)ブラジャー探し大会みたいな感じで盛り上がってるから楽しみ取ったら悪いかなと思ってさ(笑)
ゆりか
ある意味盛り上がってるけどさー(笑)どこだーーーみたいな感じで(笑)
えりこ
まあ、じゃあそこは改善してください(笑)

 

今後どのようなパートナーシップを築いていきたいですか?

ゆりか
朝、駅頭に立つのを一緒にやってほしいな〜。
駿
(ゆりかさんが)駅頭行っちゃうから朝子供起こしたりとか僕がやっている。一緒に行ったら誰がこの作業やるんだってなっちゃうじゃん(笑)
ゆりか
まあ、たまにはさーーー。
ゆりか
で、、、どうですか?今後のパートナーシップは???
駿
そうですね。今は落ち着いてきて割とうまくいっているので、このバランスを崩さないようにしていきたいですね。で、そこにあぐらをかかずに今日みたいに客観的にチェックをしながら適宜見直していくと良いのかなと思いますね。
くるみ
すばらしい!
駿
電気は消さないけどね。
ゆりか
電気は消したほうが良いでしょ!
くるみ
スイッチ押すだけなのになんで!?
駿
だってさ、明るい家庭を築きたいと思ってさ♡
えりこ
もしかして寝る時も???
駿
いや、寝る時は消します。しかも豆電球無しで真っ暗じゃないと嫌なタイプ(笑)だから豆電球派のチームが寝た後にバチッと消しています(笑)
ゆりか
でもトイレとか洗面所とかお風呂とか消さないんですよ。
えりこ
それ、我が家のメンズたちも消さないんですよ!なんで!?
駿
自分の行動を残しておきたい。みたいなさ(笑)
ゆりか
あるあるだと思うんですけど、男の人の靴下もねー。うちもたまに見受けられますよ。
駿
靴下ね(笑)でもうちはタオルも落ちていますよ。女性陣の風呂上がりのタオルが点々と・・・(笑)
駿
じゃあ、そろそろ時間なんで・・・
えりこ
そうですよねっっ。では以上です!お忙しい中ありがとうございました!!!
くるみ
ありがとうございました!!!
左から三次さん、田渕、篠原、おときたさん
 
左から三次さん、田渕、時枝、おときたさん
 


田渕の編集後記

おときた駿さん、三次ゆりかさん、改めましてお二人とも大変お忙しい中、ハッピーシェアボード体験&インタビュー本当にありがとうございました!!!

ジェンダーイコールの活動拠点は東京都北区です。
おときた駿さんは北区選出の都議会議員であり、日頃から北区の催事に積極的に参加されていらっしゃいます。
そんなご縁から、今回のハッピーシェアボード体験にご協力いただくことができました。

都議会議員と江東区議会議員。議員さんのお仕事は私たちが想像を絶する位、大変だと思います。

先日、おときた駿さんの「北区都政報告会」に初めて参加してきました。
都の公約状況から東京五輪を巡る議論、築地市場移転問題、そして受動喫煙防止条例から虐待問題・・・
山積する課題について、1つ1つ簡潔にわかりやすく情報を説明されていました。でもこの課題はほんの一部、重要な箇所だけを抜粋して私たちに教えていただいているだけであって、実際には大小さまざまな課題が数えきれない位あるはずです。

印象的だったのは、質疑応答の時。あちこちから飛んでくる、資料にも載っていないようないろんな分野の質問に対して全て的確に回答されているおときたさんはさすがでした!

議員さんたちはそれ位膨大な情報を全て頭にたたきこんで、日々課題解決に向けて邁進されている訳です。

私も仕事や家庭において、大小さまざまな課題やタスクに追われながら過ごしていますが、議員さんに比べたら自分が抱えているものなんてちっぽけなのかもしれないと、ある意味気持ちが楽になりました(笑)

このような大変な議員のお仕事をおときた駿さん、三次ゆりかさんは子育てしながら(しかも下のお子さんはまだ2歳!!!)夫婦で議員をされているんですから本当に恐れ入ります。
今回のハッピーシェアボード体験に快くおつきあいくださったお2人には感謝の気持ちしかありません。

話を戻しますが、お2人のハッピーシェアボード体験後のやりとりはいかがでしたか?
意外と私たちと変わらない日常が垣間見えたのではないでしょうか?

家事や育児の外部サービスをうまく使いながら、時短できる部分は積極的に時短されています。
上手にストレスをコントロールして、お互いを気遣う気持ちの余裕が持てるように工夫されていました。

「家事の外部サービス」と聞くと「金持ちのツール」のように思ってしまう人も多いと思うのですが、意外にそんなことはありません。
例えば、東京都北区の場合、「北区シルバー人材センター」の家事育児支援サービスを利用すると1時間1,100円~です。(諸条件はホームページをご確認ください)
金額は多少前後すると思いますが、このようなサービスは最近ではどこの自治体でもあるのではないでしょうか?一度調べてみる価値はあると思います。

外部サービスに家事を依頼することで、確かに家計の出費は増えます。しかし、これは「コスト」ではなく自己投資だと思うことが重要です。
浮いた時間で自分の価値を高める努力をしてみましょう。時間はかかるかもしれませんが、いずれ必ず投資額以上のリターンを得られるはずです。
ご興味のある方は、まずご自身の時間単価がいくらであるかを算出してみてください。無職の方であれば、あなたが雇用してもらえそうな仕事の時給が自分の時間単価だと思ってください。月給の場合は22日就業1日8時間計算等で時間単価を割り戻すと良いと思います。例えば今の時間単価が1,500円であれば、将来、2,000円の時間単価の仕事を受けられるようになるにどうすればよいかを考えてみましょう。まずは方法を調べて、考えて、行動してみることが大事です。1つ1つの行動が実を結び、どんどん世界が広がっていくのです。

おときたさん、三次さんご夫妻のように、お互いを気遣い合える良好な関係を築くことは、子供にも波及して多大なるプラスの効果を生み出します。こちらの記事にも書いていますが、幸福度が高い人がもたらす効果を数値化すると、創造力:3倍、生産性:31%アップ、売上:37%アップと言われているそうです。夫婦が幸せであることで、家族が幸せなります。幸せは連鎖しますから、いずれ社会全体へと広がっていくことになるのです。

なんだかマインドセット的な話をしてしまいましたが、おときたさん、三次さんご夫妻も最初から順調だった訳ではないはずです。無数の試行錯誤の結果、今の環境を手に入れることができたんだと思います。

そしてこれからも試行錯誤を繰り返しながら、ますます素敵な成長を遂げられることでしょう。

そんなお2人を微力ながら心より応援し続けたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

*当インタビューは2018年8月9日に実施しました。
  

9月2日(日)、おときた駿氏をゲストに迎えるイベントを開催します!!!


 
「女らしさ」「男らしさ」とは何か?
 
私たちがあたりまえに捉えている「女性はこうあるべき」、「男性はこうあるべき」といった価値観は、いつ、どこで植え付けられているのでしょうか?
日本には、「家事(料理)・育児は女性がやるもの、男性は仕事」このような固定観念が、いまでも根強く残っています。
イベントでは「日本のメディア問題」を切り口に、メディア規制の必要性を論じる勝部元気氏と、表現の自由の重要性について発信されているおときた駿氏のお二人をゲストに迎え、具体的な事例を混じえながら、トークセッションを行います。

私たちと一緒に日本メディアの問題・課題点について学んでみませんか?

会場はディープな街として注目を集めている「赤羽」。
イベント終了後は、ゲストも交えた懇親会を予定しています。

詳しくはこちらから。みなさまのご来場を心よりお待ちしています!!!

おときた駿さん・三次ゆりかさんがハッピーシェアボード体験!〜前編〜

おときた駿さん、三次ゆりかさん ハッピーシェアボード体験!
えりこ
こんにちは!ジェンダーイコール代表理事の田渕恵梨子です。今回は都議会議員のおときた駿さん&江東区議会議員の三次(みつぎ)ゆりかさんご夫妻に家事育児分担可視化ツール「ハッピーシェアボード」を体験していただきました!
インタビューでは、外部サービスやシッター手配の話等でかなり盛り上がりました☆
それではどうぞお楽しみください〜。

<< おときた駿氏プロフィール >>

1983年、東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員2期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。近著「贖罪 偽りの小池都政で私が犯した過ち
おときた駿公式サイト http://otokitashun.com/
おときた駿ブログ http://otokitashun.com/blog/

<< 三次ゆりか氏プロフィール >>

1985年、東京都江東区育ち。江東区議会議員1期目、「J★mothers」代表。
23歳で出産、仕事を中断するもシングルマザーとなり起業。当時、我が子の預け先に困った経験から、子育て・母親支援のイベント企画、事業支援など、多岐に渡り活動中。
三次ゆりかオフィシャルサイト https://mitsugiyurika.com/
三次ゆりかブログ https://mitsugiyurika.com/70977/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

 

ハッピーシェアボード実践!

お二人のハッピーシェアボード実践の様子を撮影させていただきました。

まずはこちらの1分半動画をご覧ください!

 

おときた駿、三次ゆりか夫妻のハッピーシェアボード結果はこちら!

意外に(!?)バランスよく分担されています。

 

ハッピーシェアボードはいかがでしたか?

駿
やや妻の方が多いですが、まあ想定の範囲内かな。
ゆりか
(週7、週6のタスクがほとんどないので)家事やっていない人みたいだよね、私。
駿
毎日のタスクが少ないというズボラな家庭なのかもしれない(笑)
ゆりか
笑笑笑
駿
掃除の頻度が低い(笑)
くるみ
夕飯は自炊ですか?
ゆりか
一応毎日作ろうとは思ってがんばっています。
駿
(ゆりかさんが)5回、自分が2回で足すと7回なので、一応毎日作っていることになっていますね。
えりこ
おーーーすごい!!!
えりこ
ゆりかさんは「ホコリ清掃」が7回ってなっていますが、毎日されるんですか?
ゆりか
軽くですけど、クイックルワイパーで毎日やっています。
えりこ
すばらしい!!!

 

「名もなき家事」について気づいた点はありますか?

駿
大体このシールのとおりの認識はあります。ダンボール捨ててくれてるなーとか。
駿
カーテンの開け締めはあまりやらないかなー。
ゆりか
「日が当たるから締める」とかだよねー。
駿
まあ、必要に応じてだよね。

 

可視化した感想は?

ゆりか
ズボラだよねー我が家(笑)
駿
2人ともボトムアップが必要なのかもしれない(笑)
くるみ
でも「あまりやらない」って言われていた割には十分な感じがします。シールがスカスカになるかなーって思っていたけど、結構貼ってある。
駿
でも、駒崎さん夫妻のと比べるとスカスカだよね(笑)

 

普段、家事育児分担はどのように決めていますか?

ゆりか
やってもらえそうなところはやってもらうっていう感じかなー。
駿
あまり話し合いとかしないよね。
ゆりか
(駿さんが)超忙しそうな時、「超忙しくて申し訳ない感」が出てるよね(笑)
駿
帰りが遅くなった時とか、(洗い物などの)片付いていない家事があればその日のうちに全部片付けて、翌朝相手が何もやらなくて済むよう心がけています。
くるみ
それはすばらしいですね!
ゆりか
朝洗濯しようとしたら、「あ、ない。やってくれてる。」みたいなね♡
駿
選挙期間中は本当に忙しいので、あの頃に比べたら最近は割とスムーズになってきたかなと思う。

 

これまで家事育児で困ったことやケンカになったことを教えてください。

駿
ケンカというか、お互い忙しい時、彼女に「シッターに頼めばいいじゃん」と軽い感じで言っていました。でもある時「そっちがやってよ」と言われて、なんだそんな事位と思っていたら、実際やってみると手配がものすごく面倒だった(泣)
えりこ
シッター手配は意外と手間かかりますよね。
くるみ
荷物の準備とかねー。
駿
今は僕が全部手配を担当しています。キッズラインを利用していて、最近は固定の人が見つかったから良かったんだけど、最初の方は毎回募集(*)をかけていました。応募が多かったら「誰にしようかなー」と選んだり、注意事項を伝えたりとか。。。

※キッズラインでは希望条件を検索してシッターを見つけることができるほか、こちら側から募集をかけることもできます。

えりこ
家に来てもらった時にもいろいろ説明が必要ですしねー。保育園へのお迎え方法とか。。。
駿
実際にやってみて初めて面倒臭さがわかりました。気軽な感じで「シッターに頼めばいいじゃん」と言っていたことを申し訳なく思っています。。。
ゆりか
困ったら困ったことを体験してもらうのが良いと思っています。
くるみ
「気軽に言うならお前がやれよ。」みたいな感じでね(笑)

 

子供が病気の時はどうされていますか?

駿
フローレンスさんに入会するタイミングをずっと逃していて(笑)、キッズラインで「病児、病後児」のキーワード検索で見つけています。でもいつも頼むタイミングを迷います。翌朝には熱が下がっているかもしれないし。。。考える手間が発生しますよね。
えりこ
あれはかなりストレスですよね。
駿
子供の発熱で保育園から呼び出された時は基本的に妻が迎えに行くことの方が多いんですが、それこそ「たまには行きなさい」と言われるので最近は行っています。
えりこ
保育園からの急な呼び出しの対応も、まずは体験が重要ですよね!

 
後半に続く 〜
 
*当インタビューは2018年8月9日に実施しました。
  

9月2日(日)、おときた駿氏をゲストに迎えるイベントを開催します!!!


 
「女らしさ」「男らしさ」とは何か?
 
私たちがあたりまえに捉えている「女性はこうあるべき」、「男性はこうあるべき」といった価値観は、いつ、どこで植え付けられているのでしょうか?
日本には、「家事(料理)・育児は女性がやるもの、男性は仕事」このような固定観念が、いまでも根強く残っています。
イベントでは「日本のメディア問題」を切り口に、メディア規制の必要性を論じる勝部元気氏と、表現の自由の重要性について発信されているおときた駿氏のお二人をゲストに迎え、具体的な事例を混じえながら、トークセッションを行います。

私たちと一緒に日本メディアの問題・課題点について学んでみませんか?

会場はディープな街として注目を集めている「赤羽」。
イベント終了後は、ゲストも交えた懇親会を予定しています。

詳しくはこちらから。みなさまのご来場を心よりお待ちしています!!!

駒崎弘樹さん・駒崎美紀さんがハッピーシェアボード体験!〜後編〜

駒崎夫妻のハッピーシェアボード結果!向かって左が美紀さん、右が弘樹さんです。
くるみ
首都圏で自宅訪問型の病児保育サービスを展開している「認定NPO法人フローレンス」の代表理事 駒崎弘樹氏と東京都北区の地域貢献で幅広く活躍している駒崎美紀氏ご夫妻。お2人のハッピーシェアボード体験を前半と後半に分けてお届けしています。当記事は後半。どうぞお楽しみください!
*前半をご覧になりたい方はこちらからどうぞ!

 

「お金で時間を買う」という考え方

くるみ
「お金もったいない(と思ってしまう)問題」はありますよね。
美紀
外部サービスを使うことに対しては、そう思ってしまうのは常にあります。
弘樹
僕は経営者だから、投資したぶんが返ってきたらそれでいいと思っています。お金を投入したら、それ以上稼げばいいと思うので。でもそれがなかなか伝わらなくて(笑)
くるみ
家事育児分担の取り決めをしたときのことを教えてください。
美紀
昔はわからなかったのですが、我が家の場合ではタクシーやカーシェアを利用することと、車を保有することを比較すると、トータルコストは車を持つことの方が大きいので車は持っていません。
弘樹
既成概念を乗り越えて、中長期的に見たときに最適なお金の使い方をすればいいよね。
「投資以上のリターンがあればいいという考え方は家庭内タスクにも言えること」
くるみ
日本人は特に先行投資の考え方が少ないですよね。例えば、外部サービスを利用することに対しては、今月だけをピンポイントで見ればマイナスかもしれないけど、最終的にキャリアアップにつながればいい。フローレンスさんの病児保育サービスを使う人も、そういう考えでやっている人が多いのでは?
弘樹
日本には生涯賃金という考え方があまりないですね。夫婦間でも、価値観の違いが事象として現れると思います。メンタルモデルが人それぞれ違うので。
たとえば、品質管理。家事にどれだけ時間を割いて、どれだけのクオリティを求めるのか。投入するリソース(注:ここでは時間)と、品質をどうすり合わせるのかが意思決定に関わってくる。
美紀
価値観の違いはすごくありますよね。相手が掃除の当番なのに、なんでやらないんだ?と思って聞いたら、「え、全然汚くないじゃん」と。
「もっとやってほしい」と書きつつフォローも忘れない美紀さん
くるみ
分担の失敗はありますね。そこで、もういいよ、私がやるから!となると夫はやらなくなる。

 

「呪い」問題

くるみ
男子3人育児中のある友人は、「上履きを洗うのをやめた」と言っていました。どうせすぐにサイズアウトするし、男子の上履きなんてボロボロになってお下がりもできないのだから、毎週洗う労力を他のことに使おうと。
美紀
上履きや保育園の外遊び靴は、靴洗い洗剤につけた後、専用のネットに入れて洗濯機で洗ってしまっています。
えりこ
私はそこだけは乗り切れていなくて。どうしても毎週丁寧にたわしで洗ってしまう(笑)
なぜかわからないけど、ここだけは「呪い」が解けていません。
くるみ
私の「呪い」は、夕飯でした。一人目で復帰した直後は、保育園に一日中預けているのだからせめて夕飯だけはちゃんと作ろうと勝手に思って、一汁三菜を毎日やっていました。子供はかまってほしくて泣いているのに、無駄に頑張って作っていた。本末転倒ですよね。。子供が3人になってもう死ななければなんでもいいやとなった。今平日の夕飯はパスタとかカレーです。
えりこ
夫がワンオペを実務的にするようになって、彼が1日の流れを理解するようになってくれたことがすごく大きいです。ご飯もこだわるようになり、一般的に「母性」と言われるような能力が出てきた。男性も自分でやると気づくことが増えるし、普通にできる。それはやってみて初めてわかりました。
くるみ
ワンオペで気づくこともあるんですね。弘樹さんはワンオペ状態になることはありますか?
弘樹
僕は基本19時には帰宅するので、夫婦で一緒に家事や育児をするということはすごく多いかも。何か家事をしながら話し合ったりとか。ワンオペ状態に普段あまりならないから、逆にワンオペになるとすごく大変に感じる。妻がいないときはファミサポをやっぱり頼みますね。子供は僕が言っても宿題やらないのに、ファミサポさんに言われるとやったり。

 

女性が働くということ

くるみ
フローレンスさんの病児保育事業には、ジェンダーイコールのメンバーもこれまで何度も助けられてきています。子育てをしながらしっかりキャリアアップを目指したい女性には必要不可欠なサービスです。弘樹さんは、「女性が働く」ということについてはどう捉えられていますか?
弘樹
今ひとり親支援の事業をしていて困っていることは、仕事を持たないひとり親がとても大変な状態になってしまっているということです。
くるみ
女性に経済力がないと、何かあったときに離婚という選択肢が選べません。そして、ひとりになったときに自分だけではなくて子供も貧困になってしまうリスクがある。
弘樹
本当にその通りです。男性視点からしても、自分だけが働くのは超リスクです。一般的な声として、女性が「働きたくない」と言ってしまうことに対しては、すごくジレンマを感じます。
くるみ
妻が夫に家事育児分担を交渉すると、「俺より稼げるのか?」と言われてしまうケースもあります。
弘樹
それはモラハラですね。。そもそも日本の男女の賃金格差は先進国の中で最低レベルです。元々がアンフェアなのだから、権利は主張しないと!
美紀
諦めている人も多いのかな。
弘樹
あんまり期待しちゃうとがっかりするのがツラいから、自分がやってしまう人も多いのかもしれないですね。

 

社会のために!

くるみ
これから先、どんなパートナーシップを築いていきたいですか?
美紀
夫のいいところは、私のやることを全力で応援してくれるところです。仕事以外の地域活動も応援してくれるし、協力も提案もしてくれる。なかなかそんな男性はいないので、すごくありがたいと思っています。
弘樹
妻には好きなことやっていてほしいです。好きなことを臆せずやって、輝いていてほしい。時間に対する価値観についてはこれからもすり合わせが必要だなと思っていて。適切にお金をかけることで、それ以上に価値のある時間を得られるということをこれまでと同じように伝えていきたいです。
彼女はこれから今よりももっと忙しくなるだろうから、家電とか外部サービスに任せられることはどんどん任せてもらって、自分の時間をやりたいことに使ってほしい。
美紀
私は家事育児分担はきっかり平等じゃなくてもいいかなって思っています。夫のしている仕事は、すごく社会のためになっているから。
弘樹
美紀ちゃんはこれからもっと社会のためになれる方法はあるし、可能性があるし、できるから。だからもっと自分のための時間を作って、やりたいことを実現していってもらいたいと思っています。

  
〜 ありがとうございました! 〜
  


日本一成功している認定NPO法人の創立者で代表理事である駒崎弘樹さん。

経営者ということで、家事や育児に対してもとても合理的な考えを持っていらっしゃることが言葉の節々から伝わってきます。

美紀さんは、以前はタクシーを使うことはおろか、便利家電や生協すらも敬遠していたと話してくれました。

それでも、夫の提案で家事や育児の外部サービスを使いはじめて、気持ちに余裕が生まれ、自分の好きなことややりたいことに全力投球できるようになったそうです。

お二人とも、ご自分が在宅の時にもあえて外部サービスを利用することで「ワンオペ状態」を回避し、エネルギーをやりたいことに使っているというお話は、インタビューを聞いていたジェンダーイコールメンバーも目からウロコでした!お子さんたちも外部サービスの提供者さんにとても懐いているそうで、きっとその方も子供や孫のようにお子さんたちを可愛がってくれていることでしょう。

親、子、第三者と、とてもハッピーな関係性が構築できているのだなと感じました。

個人的には、インタビュー外の雑談時に、現在小学生の娘さんには「家事や育児をしない男性とは結婚してほしくない」と話してくださったのもとても印象的でした。三姉妹の母であるわたしも常々そう思っています…!

そして、最後の「これから先、どんなパートナーシップを築いていきたいですか?」の回答では、お互いの社会貢献活動に対するリスペクトの気持ちがにじみ出ていて、本当に人間としてパワフルで素敵なお二人だなと思いました!

わたしたちが今さら説明するまでもなく、子供たちのために社会づくりに邁進してくださっている駒崎弘樹さん。

公務員として働く傍ら、地域社会で活動し、今後ますますご活躍が期待される駒崎美紀さん。

お二人とも大変お忙しい中、ハッピーシェアボード体験&インタビュー本当にありがとうございました!

*当インタビューは2018年2月25日に実施しました。こちらに掲載していた記事を再掲しています。

駒崎弘樹さん・駒崎美紀さんがハッピーシェアボード体験!〜前編〜

駒崎弘樹さん、駒崎美紀さん ハッピーシェアボード体験!
くるみ
こんにちは!ジェンダーイコール副代表理事の篠原くるみです。みなさんは、首都圏で自宅訪問型の病児保育サービスを展開している「認定NPO法人フローレンス」をご存知でしょうか?わたしもこれまで何度も助けてもらいました。

病児保育のほかにも、子育て関連の社会問題にいくつも取り組まれています。

そんなありがたい存在のフローレンスの代表理事 駒崎弘樹氏と東京都北区の地域貢献で幅広く活躍している駒崎美紀氏ご夫妻が、この度、なんとハッピーシェアボードを体験してくださいました!

インタビューでは、お互いのこだわりポイントにズレのあった洗濯トークで盛り上がりました!

また、「投資」の観点から家庭内タスクをどう考えるべきかについてのお話や、外部サービスの上手な使い方と「お金もったいない」と感じてしまう問題をどうやって乗り越えてきたかのお話をしてくださいました。

さらにわたしたち子育て世代を縛る「呪い」についてや、女性が働くということについてもディスカッションさせていただきました。

勉強になるし参考になる… でもわたしたちと同じように分担に悩んだり、ときにはモメたりもする「駒崎家」の姿を見せてくださいました。

ぜひご覧ください!

 
<< 駒崎弘樹氏プロフィール >>

NPO法人フローレンス代表理事。

慶應SFC卒。05年~訪問型病児保育を開始。

08年Newsweek「世界を変える100人の社会起業家」に選出。

10年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。後に小規模認可保育所として政策化。

14年、障害児保育園ヘレンを開園。著書に「社会を変えるを仕事にする」「働き方革命」

 
<< 駒崎美紀氏プロフィール >>

北区はたらくママネット地域団体代表。

グリーンバード赤羽チーム ママリーダー。

青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定ワークショップデザイナー。
 

ハッピーシェアボード実践!

お二人のハッピーシェアボード実践の様子を撮影させていただきました。細かなやり取りからお互いの本音が見えてとても興味深いです…!

まずはこちらをご覧ください!


 

忙しすぎる駒崎家の家事育児分担は?

ハッピーシェアボード完成品。向かって左が美紀さん、右が弘樹さんです。
くるみ
家庭内タスクの分担はわりとしっかり決まっているのですか?
弘樹
はい。でも、曖昧なものがけっこうあるなと今回可視化して改めて気づきました。
くるみ
家事育児分担の取り決めをしたときのことを教えてください。
美紀
育休があけるタイミングで、エクセルでタスクリストを作って分担の取り決めをしました。
弘樹
提案はたしか妻からだったと思います。でも、その後特にアップデートはしてないですね。
美紀
もうあまり覚えてないけど、そのとき作った通りにはなってないかなぁ。
弘樹
あれはきちんと可視化しておけばよかったね。マグネットみたいな形にして。
美紀
とはいえあんまりガチガチにしないほうがいいよね。
弘樹
見える化した後に、こうすればよりよくなるという議論ができるといいですよね。
対戦中のお二人!
 

ハッピーシェアボードを実践した感想は?

美紀
普段お互い忙しくて、事務連絡とスケジュール調整で精一杯。だから、こういう話をする機会がないです。改めて話せてよかったと思います。
くるみ
美紀さんの「名もなき家事」が溢れていますが、ストレスはありますか?
美紀
シャンプーの詰め替え、面倒ですね。カラッカラのまま薄めて使ったりしてます(笑)
弘樹
詰め替えは子供とお風呂に入ったときに子供にやってもらったり。
美紀
イベントグッズはなかなかストレスですね。。実家の母親からお雛様出したの?とかメールが来たりして。クリスマスツリーなどもしまうのも面倒臭い。
それならやらなくていいじゃんと言われるんだけど。。
美紀
夫にはティッシュとか紙類の補充系はもっとやってほしいです。なくなったら「ないない」じゃなくて。
弘樹
それは、やります(笑)
くるみ
弘樹さんは料理はやらない?
弘樹
レシピ通りに作れなくて。。手間暇とアウトプットを比較すると絶対買った方がいいなって。パパと子供だけのときは、ケン◯ッキーとかです(笑)
くるみ
夫婦以外がしているタスクはありますか?
弘樹
家電に任せられることは任せるようにしています。うちはルンバを使っているのですが、「ルンバタイム」と称して子供に片づけをしてもらっています。

 

「やりすぎ家事」の議論から見える価値観の違い

くるみ
「やりすぎ家事」はありましたか?
ディスカッション中!外干しVS乾燥機!
弘樹
いつも提案しているけど、、せっかくドラム式なのだから洗濯物を干すのはやめて乾燥機でいいよね。干すっていう行為は無駄が多いですよね。
美紀
乾燥機と言っても全ての衣類を乾燥機にかけられるわけではないじゃないですか。動線が二箇所に分かれるのが面倒だし。乾燥機のフィルター掃除も面倒。
弘樹
フィルターは俺がやるよ!
美紀
イヤイヤ、信用できない(笑)
弘樹
干すのもやるよ!
美紀
シワシワになるし!(笑)
それと、乾燥機使ったら出して欲しいですよね。いざ洗濯したいとなったときに、乾燥済みの衣類が入っているのが。。
弘樹
洗濯前の衣類を入れておくカゴと、乾燥後に出したものを入れておくカゴと、二つカゴを用意すれば解決するよ!
美紀
そもそも、洗濯物は太陽に当てたい!
えりこ
勝間和代さんの本では、靴下や下着などの小さな洗濯物は干さずに、専用のネットにドバッと広げて乾かしているそうですよ。
弘樹
その本読みました!それで時短家事しようとしたら太陽とか言い出すから(笑)

<<< この後、妻VS夫、外干しVS乾燥機で議論20分!もったいないですが割愛します。ちなみに決着はつきませんでした(笑) >>>

弘樹
僕は時短派なんですよ。ちょっとでも時間がかかるものは短縮したいなって。
くるみ
価値観の違いは、どんな家庭でもありますよね。。
お互いに何がストレスになっているのか、どこにこだわりがあるのかをはっきりさせるのもハッピーシェアボードの目的の一つです。

 

ワンオペ回避!上手な外部サービスの使い方

くるみ
家事育児分担のコツなどがあれば教えてください
美紀
週一で家事支援サービスの方に来ていただいていて、とても救われています。。あの方なしでは生きていけない(笑)
お願いしているのは、夕食作り、洗濯物たたみ、部屋の片付けや整理整頓、ルンバの届かないところの掃除などです。一回2時間ですけど、週1回来てくれるだけで夕飯5日分はそれで生きています。その日仕事から帰るときの気持ちが全然違う。ちょっとマッサージ行っちゃおうかなとか!
美紀
ファミリーサポートさんにも来ていただいています。
自分がいても、夫が出張などでいなくてワンオペの時はお願いしています。自分の他に見てくれる大人がいると、疲れ方が全然違うんですよ。次の日早く起きたりとかできて、家事や育児を一人でこなすぶんのエネルギーを社会貢献活動に回せる。これを提案したのは夫です。はじめはすごく抵抗あったけど。
弘樹
結婚してから価値観の違いをすごく感じました。
自分の時給を考えると絶対にアウトソースした方がいいタスクがたくさんあるんですよ。
美紀
昔は、食洗機や生協すらも抵抗があった。自分がやった方がいいかなって。タクシーなんてどこの金持ち様が使うのかと思っていた(笑)

その②に続く〜

*当インタビューは2018年2月25日に実施しました。こちらに掲載していた記事を再掲しています。